母として〜#stayhomeがおしえてくれたこと
#stayhome で自分の中で何かが変わった、
という人も少なくないだろう。
私もそのひとり。
この先の人生、ちょっとずつ、
目指す方向が変わりそうな予感がしている。
いや、忙しさにかまけて霞んでいた目的地が、
以前よりクリアになっただけかもしれない。
子どもたちの勉強に寄り添うことができたのは、
私にとってはよかった。
学校や塾にどんな先生がいて、
どんな授業をしているかも覗くことができた。
(これから授業参観はずっとオンラインでいいかも)
習い事が休みになったのもよかった。
何が必要で必要ではないかが自然とふるいにかかり、
必要なものは確かに残った。
(断捨離もしかり)
世の中いろんな価値観や生き方、働き方があって、正解はない。
なのであくまで私個人の意見として書く。
#stayhome で各地で行われたオンライン授業。
親サイドからは色々不満も漏れているようだが、
原点に立ち返ってみると、
親が子どもの勉強を把握するのは、
そもそも当然のことなのではないだろうか。
私はこれまで学校や塾に丸投げしすぎていた。
そして、勉強を見ることの尊さに、改めて気付いた。
勉強を見る、ということは、=「学習時間」だけに留まらない。
同じ時間を共有することに、深い意味がある。
たまにはお互いイライラすることもあるけれど、
親子の会話が生まれ、
絆が育まれ、
ママのはなまるで笑顔が生まれる。
確認テストでいい点を取ったら「あんなに頑張ったもんね」と喜びを共有し、
悪い点を取ったら「やっぱりあそこが苦手だよね」と思いを共にする。
集中が切れたら、「じゃあ外でやってみる?」と机を庭に出して教科書を開く。
こうした時間の、なんと愛しいことよ。
もちろん全部は把握しきれていないけれど、3人それぞれの得意なこと、頑張ってること、苦手なこと、そしてハリーポッターの世界観を親子で共有した。
学校が再開した今、
子どもたちが小さな背中で背負って帰ってくる「勉強」という荷物を、
親子で共有し続けられたら、と強く思う。
コロナ時代に入り、
限りある人生で優先すべきことは何か。
その順序が、ちょっぴり入れ替わった気がする。
今しかできないことは、今を大切に生きる、ということだ。
子どもたちはどんどん成長していく。
子どもでいてくれる時間は、限られている。
私の価値観は、古くさいと言われるかもしれない。
一方で、母としての個人的な価値観を、
臆することなく声高に叫べない世の中にもなっていることにも、
疑問を持ち続けている。
子どもたちと一緒にいたいから、
フリーランスを選んだったわ、わたし。
原稿書いている時に話しかけられて、
イラッとしてしまっていたけれど
何やってんだ、自分。
自分の生き方を確かめるためにも、
もう一度大学で学んでみようかな。
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