寒さに厳しい子どもの環境
寒い、寒い。
いくら温暖な静岡県でも、冬は寒い。
起きてすぐ暖房を付けるし、
原稿はテーブル式のこたつで書いている。
(つま先より太ももが熱くなってしまうのだが)
静岡県の公立小中学校は、冷暖房がない。(設置率9・1%)
地区によってバラツキがあるようだが、
少なくとも周辺の学校はない。
私は大阪と横浜の小学校に通ったが、
休み時間になると「先生の机の前」に集まったものだ。
そこにはストーブがあったから。
ストーブ前の席は特等席。
その席に「当選」すると、1日中頰を紅潮させていた。
しかし静岡にそんな特権はない。
幼稚園も「寒さ」に厳しく、
ジャンパー禁止、マフラー禁止。
薄っぺらい園服に身を包み、青紫がかった唇を震わせながら
登園する。
小学校は近年、ようやくジャンパーの許しが出た。
そんな馬鹿げたことがあるかい、と思う。
冷えは万病のもと、と言われている。
それには科学的根拠があり、免疫力低下にもつながる。
衣類で体温調節することは、人間に与えられた自由なのではないだろうか。
しかし今日も、わが子は薄着。暑がりで薄着が好きなのだ。
だからストーブも不要だと思っている、とのこと。
したがって、「ストーブがないなんておかしい!」と学校に言える立場ではなく、
ここでしか呟けない、小粒のくらしの記者なのであります。
インフルエンザが猛威をふるっていますので、
みなさん、お気をつけくださいませ〜。
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